MAPIC2019閉幕
今回で25回目の開催となったMAPIC2019、
今年もたくさんの方にご参加いただき、盛況のうちに閉幕いたしました。
日本からご出展・ご来場いただきました皆様には、心よりお礼申し上げます。
下記にて今展のレポートをお届けします。
<Key figures>
参加者数:約8,200人
参加国数:約80か国
リテーラー:約2,000
デベロッパー:約2,200
今回の開催にあたり、様々な場所で耳にしたキーワードの1つに≪リテールミックス≫が挙げられます。小売業界を取り巻く環境が大きく変化する中、わざわざ足を運びたくなる目的地をいかにつくるか、ということは商業施設を手掛けるデベロッパーの方々にとって共通の課題とされています。
MAPICでは、数年前から、物販以外の特に飲食とレジャーに注目し、一昨年にはミラノで 「MAPIC FOOD」を、そして来年2020年にはカンヌで「LeisurUp(レジャーアップ)」を立ち上げ、商業施設の将来の可能性を広げていきます。その他のジャンル、例えばビューティ・ウェルネス系や生活雑貨系の参加企業も増加傾向にあることから、まさに ≪リテールミックス≫が実現されつつあることを実感しました。
<レジャーデイ>
昨年は「レジャーサミット」という名称で開催したイベントを、「レジャーデイ」と改め、会期前日に開催しました。名前の通り朝10:00から夕方17:30までの丸一日レジャーに関するカンファレンスやワークショップに参加していただけるプラグラムで、900名以上の方にお集まりいただきました。熱心に耳を傾ける参加者の皆さまの様子から、レジャー産業に対する期待の高まりをひしひしと感じるイベントでした!
来年からはMAPICと同時期に併設の会場で、レジャーに特化した展示会「LeisurUp」をスタートさせます。レジャーに集中して情報収集や商談をしていただける機会をご提供できるよう準備しておりますので、ご期待ください!
<カンファレンス・イベント>
会期中は様々なカンファレンスやネットワーキングイベントが催されました。
今回初めて企画された「Multi-unit Franchise Summit」。
海外進出の1つ有力な手段として考えられる、フランチャイズ展開。リテーラーの方にとっては、自社に適したパートナーに出会うことが何よりも重要となります。MAPICには以前よりマスターフランチャイジーとして活躍する企業に数多く参加いただいているため、彼らのマッチングを目的として開催いたしました。招待制で少人数でのイベントですが、世界で活躍する企業のCEOレベルの方々が集まり、様々なディスカッションが繰り広げられていました。
<その他会場の様子>
出展企業の多くはデベロッパーやブローカーですが、中にはリテーラーが自社の商品やコンセプトを紹介するために出展し、来場者からの注目を集めていました!
イタリアのジェラートブランド「GROM」による試食
フランスの寿司チェーン「SUSHI SHOP」による握りの実演と試食
フランスのファッションブランド「Jennyfer」の出展。その場で客が希望するデザインをTシャツにプリント。
<次回の開催に関して>
【MAPIC2020】
会期:2020年11月18日(水)~20日(金)
会場:フランス、カンヌ、パレ・デ・フェスティバル
主催者:Reed MIDEM
参加者数(予定):約8,000人
参加国数(予定):約80か国
参加者業種:デベロッパー、リテーラー、投資家、ブローカー、フランチャイズパートナー、建築-設計事務所など
URL:http://www.mapic.com/
【LeisurUp】
会期:2020年11月17日(火)~18日(水)
会場:フランス、カンヌ、パンティエロ
主催者:Reed MIDEM
参加者数(予定):約2,500人
参加国数(予定):約80か国
参加者業種:レジャーオペレーター、サプライヤー、デベロッパー、リテーラー、投資家、ブローカー、建築-設計事務所など
URL:https://www.leisurup.com/en-gb.html
<お問い合わせに関して>
株式会社デアイ
Tel : 03-3409-9495
担当 : 横川、尾鷲